業務内容

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相談   事務所で1時間程度 〈無料〉

 相談は多種多様です。良いマンションの探し方、契約時の判断、新築瑕疵、規約、組合の運営、ペット、騒音、滞納、管理会社問題、大規模改修、地デジ、法律、会計、コミュニティなどが絡み合って悩みになっています。これを分類し、解きほぐすのが相談を受ける側の第1歩です。

 技術、電気、管設備、会計、法律、コミュニティなどに分類し、解決案を一緒に考えます。それぞれのさらなる専門性を必要とする問題は、ネットワークを通じて解決の糸口を助言してもらいます。

 個別の課題や問題は建物も見ることが必要となります。次のステップをご提案します。

ワンデーリサーチ (一日診断)  費用の目安 5万円~20万円(区内~遠方)

 相談の次の段階がワンデーリサーチ(1日診断)です。いわば点と点の接触の相談から次の段階が点から線へ・・有料見合という人もいます。
 建物を見に行きます。基本的には1日で終わる作業にしています。内容としては、今までの調査の資料などがあれば検討をし、現場で数時間程度、共用部の目視及び打検ハンマーなどの若干の道具を使用して調査をします。維持管理に必要な図面等のチェック。その日の内に報告までして終わります。報告時に質問に対してお答えします。
 後日、簡単な報告書を送ります。それを通じて、マンションの現状を理解していただきます。
管理組合の方々には、引き続き業務を依頼するのにふさわしいかどうかも判断をしていただきます。 
 さらなる段階の診断方法、費用を提案します。
    *費用については内容、人員によっては別途相談させていただきます。

建物ワンデーリサーチのスケジュール
 ①建物と書類等をみる時間 1~2時間
 ②考えをまとめる時間 1~2時間
 ③報告 1~2時間

○ 皆さんが集まりやすい場合は、朝から作業を始めます。調査、まとめ作業、報告をします。
○ 時間帯がずれたり、時間の長短があったりしますが、基本的には1日で終わるのが、ワンデーリサーチです。
○ 立ち会っていただいた方が様子が分かるので良いですが、ご都合がつかない場合は、当事務所だけで見るときもあります。
○ 基本は建物などを見せていただくことで、必要な助言ができます。

簡易型総合診断

◯ 建物全体の経年変化を把握します。建電管(建築・電気・管設備)をバランス良く調査すると同時に、アンケートやヒアリングの中でマンションを実際に運営してお住まいの方々のパワーや意向もくみ取ることができます。
◯ 調査で集まったデータや資料を見て診断をします。
◯ 各戸へのアンケート、コンクリートの中性化試験、外部塗装の付着強度試験を行ない、建物全体を広く総合的に診断して「長期営繕計画」を作成します。
◯ 診断結果により、現在及び将来の補修、改修工事を企画提案します。
◯ できるだけ現場調査を住民参加型で行えるよう呼びかけています。

簡易型総合診断項目 – 住まいとまちづくりコープ

コンサルタント業務

 多数の住民の方々に支持を得て進むためには、公正に自由な競争で施工業者から見積を取ることが必要です。
修繕委員会等の準備組織をつくる場合もあります。年度毎に代わる理事を継続的にカバーします。その時に理事でない有力者の力も結集できます。
 管理組合が自前で工事企画をおこなうか、費用を払ってコンサルタントに依頼してサポートしてもらうかの判断が必要です。
   コンサルタント業務の内容 – 住まいとまちづくりコープ

管理組合顧問(管理アドバイザー制度)

 日常的なサポートによりマンション運営のレベルを上げることを目的としています。
「管理組合と建物の運営補助、助言、指導」という契約内容ですが、規約の整備なども含めたサポートをしています。
自力管理(自主管理)のマンションでは、基本的にマンションの運営や維持管理が継続的に行なうことを支えていく業務です。
 住まいの方々、ご自身たちの力で管理をする能力を維持し高めていく立場でサポートをしています。様々な課題や問題が起こるので理事の負担が少なくなるように考えています。理事会を定期的におこない、必要な事務処理、判断しなければならないことの把握、協議、決定などのリズムをつくっていきます。
 理事会には「理事会メモ」として、協議や決定が必要な項目を持参して、運営を補助します。会計処理も補助をサポートしているマンションもあります。
 管理会社に委託管理している場合は、一通りのスムーズな運営がさされていると思いますので、運営状態をレベルアップすることが目標になります。
 管理会社を変えたいということで、管理システムの見直しをコンサルタントする業務として行なうこともあります。

 契約は、1年単位です。半年のお試し契約もあります。

欠陥住宅対応

 大切な財産である住宅や建物で「欠陥」を生まないということは、大前提です。欠陥問題が起きないように設計の質や施工者の選定、工事監理などを適切に実施されるようにそれぞれの段階で支援をしています。
 しかし、現実には多くの問題があり、相談もたくさんあります。

 「欠陥」の相談には、欠陥と一概にいえない建物の不具合や、明らかに悪質で手抜きといえるものまでさまざまです。相談と解決するまでを業務として取り組んでいます。

 欠陥問題の原因は、企画段階、設計、工事中、入居の不適切な点検、維持管理などで、本来やっておかなくてはいけないことを省いてしまったことが主な原因です。従って「契約通り」のものであるかが最初の判断になります。仕様書や図面と合致しているかどうかを調べます。その内容が法規や諸規定に反していないかも調査をします。
 資料書や図面等で疑問に答えられる場合もあります。この場合ならば事務所での相談が可能です。最初の無料相談では、その後の見通しについてお話しができます。

 現場を見ないと不明なときは「ワンデーリサーチ」という「1日診断」が業務の形になります。
 ワンデーリサーチで現場を見て、お話しを聞いた上で、更なる調査のメニューを提案します。

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