250906市民防災デー

関東大震災から102年 阪神淡路大震災から30年
~知ることから始まる、私たちの防災・まちづくり~
日時:9月6日(土) 10:30(開場10:00)~16:30
📍会場:板橋区立グリーンホール1階ホール 🎟参加費:1.000円
(板橋区栄町36-1 東武東上線「大山」北口-徒歩約5分/都営三田線「板橋区役所前」A3出口-徒歩約5分)
主催:NPO法人設計協同フォーラム/新建築家技術者集団東京支部
連絡先 住まいとまちづくりコープ 千代崎/山下 電話03-5986-1630
参加申込みはこちらから→https://sumaimachi.net/250906form/

災害はいつ起きるかわかりません。大切なのは、「知ること」と「備えること」。
地震や防災をさまざまな視点から見つめる3名の講師をお迎えします。
地域のつながりが、いざというときの力になります。ご家族・ご近所お誘い合わせのうえ、お越しください。

講演プログラム
10:40~11:40「最近の地震を知って、震災に備える」講演: 平田 直(ひらた なおし)氏 
 能登半島地震、日向灘地震、トカラ列島近海での地震活動。2024年から今年にかけても、日本各地で地震が相次ぎ、私たちの生活に大きな影響を与えています。この講演では、これらの地震災害(震災)について、その発生の仕組みから最新の情報までを分かりやすく解説します。さらに、私たちが住む地域を少しでも安全にするために、今すぐできること、これから取り組むべきことを皆さんと一緒に考えたいと思います。地震への備えは、いつ起こるか分からない災害から自分自身と大切な人を守るための第一歩です。

13:00~14:00 「タワマンが大地震に見舞われたら〜東日本大震災・仙台タワマンの経験から〜」
講演:村島 正彦(むらしま まさひこ)氏 

都市計画コンサルタント・(有)studio harappa代表取締役・NPOコーポラティブハウス全国推進協議会副理事長
 タワマンが大地震に見舞われたらどんなことになるだろうか。
ふつうのマンションと違うのは、住戸数が多いこと・超高層であること・生活が設備に支えられていること…
東日本大震災・仙台で被災した4棟のタワマンの経験から、東京・首都圏が大地震に見舞われたときに起きることその対策を考えます。「著書に「タワーマンションは大丈夫か?!」(共著)など」

14:10~15:10 「聞き書きによる関東大震災の全体像」講演:森 まゆみ(もり まゆみ)氏
東京・下町の暮らしを記録してきた第一人者。
被災者の証言を聞き取り、記録した『聞き書き 関東大震災』をもとに、100年前の被害と教訓を語ります。
一人ひとりの記憶から、防災を考える機会になるお話です。

15:10~15:30  質問タイム
15:30~16:30  ブースコーナー紹介  まちづくり運動の交流 

平田直プロフィール
【現職】 東京大学名誉教授
【略歴】東京大学理学部・理学系研究科修士課程修了。理学博士(東京大学大学院)。東京大学地震研究所教授、同所長、国立研究開発法人防災科学技術研究所参与・首都圏レジリエンス研究センター長を経て、現在、東京大学名誉教授。
【専門】地震学・地震防災。首都直下地震や南海トラフ地震などの巨大地震の解明とともに、被災した都市機能の回復についての研究を行う一方で、一般社団法人防災教育普及協会会長を務める等、防災教育にも取り組む。政府の地震調査研究推進本部・地震調査委員会委員長、気象庁・南海トラフ地震に関する評価検討会会長他政府の委員等を務める。平成29年防災功労者内閣総理大臣表彰受賞。著書:「地震を知って震災に備える」(亜紀書房)、「首都直下地震」(岩波書店)、「地震の大事典」(朝倉書店)他

森 まゆみプロフィール
1954年生まれ。早稲田大学卒業後、出版社を経て、1984年、仲間と地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、聞き書き三昧の30年、記憶を記録に替えてきた。地域を歩き話を聞く中から『鷗外の坂』(中公文庫、芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(新潮文庫)『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞受賞)などの著書が生まれる。
 不忍池地下駐車場反対運動、赤レンガの東京駅保存など、地域の環境、建築物の保存・活用にも携わってきた。著書に『暗い時代の人々』(亜紀書房)、『子規の音』(新潮社)『「五足の靴」をゆく』(平凡社)『聞き書き関東大震災』(亜紀書房)など。文化庁文化審議会委員、東京大学情報学環大学院客員教授を歴任。現在、日本ナショナルトラスト、横浜歴史資産調査会理事。

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